契約書作成・契約書チェック
契約書作成の重要性
企業の方にとって取引は日常的に行われていらっしゃるものと思いますが，各種の契約締結において法的に効力の確かな契約書を作成しておくことは非常に重要なものとなります。
法律上，契約自体は口頭での合意のみで足りるものではあり，契約書のひな形も多数存在しますので，契約書を作成しない，または契約書のひな形を使用して契約を締結することも，問題ありません。
しかし，実際の事業に関する紛争が発生する原因は，主に契約書の不存在や内容の不明確性からくるものといえます。そのため，内容が明確であり，将来発生しうる様々な事態に備えて，法的に効力の確かな契約書を作成することは，将来の法的トラブル発生を回避し，会社の損失発生を未然に防ぐことにつながり，非常に重要となります。
そのため，弁護士による契約書のチェックは，将来の紛争防止のために有益な手段となります。
弁護士による契約書作成
弁護士作成のメリット
（１）将来の法的トラブルの回避
上記で述べたとおり，契約書は，将来，紛争が生じた場合に，会社の損失発生を回避するために重要なものとなります。この契約書を弁護士が作成することで，契約書の条項を明確化し，将来起こりうる様々な法的トラブルを未然に防ぐことが可能となります。
（２）会社の利益の最大化
会社側で契約書の原案を提示できる場合，契約書の条項次第では，会社にとってより利益を図る内容にすることが可能です。
（３）個別の契約背景の契約書条項化
弁護士による契約書作成では，個々の契約につき，当該契約に至った背景事情に照らし，ご依頼者様に有利な個別の事情を契約条項に盛り込むことも可能です。
弁護士による契約書チェック
会社側で契約書原案を提示するのではなく，取引先が契約書原案を作成する場合，慎重に契約を結ぶためには弁護士による契約書によることが考えられます。
締結した契約書の内容は，一般に強い拘束力を持ちますので，その締結には慎重である必要があります。安易に契約書に押印してしまえば，契約書に不利な条項を持ち出され，結果，会社に多大な損失が発生する危険も生じます。このようなトラブルを回避するためにも，弁護士による契約書チェックが重要となります。
弁護士による契約書作成の流れ
- 弁護士による法律相談
- 弁護士との契約書作成・チェックの委任契約の締結
- 契約書原案の作成
- 契約書原案の確認・修正
- 契約書の完成・引渡し
